知っておこう!鉄筋を常温加工しなければいけない理由とは?
こんにちは!株式会社北武と申します!
弊社の業務は鉄筋加工で、埼玉県さいたま市の拠点から、一都三県をエリアにしています。
この記事では、鉄筋を常温加工しなければいけない理由をご紹介させてください。
鉄筋加工に興味がある方、正社員として働きたい方の参考になりましたら幸いです。
鉄筋を冷間加工(常温加工)する理由
鉄筋は、建築物の骨組みとなる重要な部材です。
そのため、鉄筋の品質や強度を保つことが大切です。
鉄筋の品質や強度は、加工方法や温度によって変化することがあります。
一般的に、鉄筋は冷間加工(常温加工)と呼ばれる方法で曲げたり切断したりします。
冷間加工とは、鉄筋の温度を上げずに、曲げ機や切断機などの機械で加工する方法です。
冷間加工することで、鉄筋の特性を損なわないようにします。
メリットは以下の通りです。
・鉄筋の強度や延性が低下しない
・鉄筋の表面に亀裂や欠陥が発生しない
・鉄筋の寸法精度が高くなる
・鉄筋の錆びや腐食が防げる
・鉄筋の熱変形や歪みが起きない
鉄筋の切断も冷間加工する
鉄筋の切断も冷間加工することが推奨されます。
鉄筋の切断には、切断機やシヤーカッターなどの機械を使います。
これらの機械は、鉄筋を圧力で切断するため、鉄筋の温度を上げません。
反対に、加熱を伴うようなガス切断機などは使用しないでください。
鉄筋のガス圧接は耐力が確保される
鉄筋を接合する方法には、ガス圧接という方法があります。
ガス圧接とは、酸素とアセチレンガスを使って、鉄筋同士を接合する方法です。
熱処理といえるガス圧接なのですが、ポイントを抑えることで耐力が確保できます。
まず、JIS規格の試験に合格した圧接技能資格者が圧接作業を行うこと、2点目はすでに耐力等が実験実証済みの工法が規定されていること、3点目はJIS規格に基づく圧接処理後の検査が義務付けられていることです。
上記3点のポイントを抑える規定があるおかげで、鉄筋の品質を損なわない熱処理工法が可能になっていることは覚えておいてください。
そして、ガス圧接するメリットは以下の通りです。
・高温で溶接することで、強固な接合ができる
・接合部の断面積が減らないことで、耐力が確保される
・接合部の形状が自由に変えられることで、設計に柔軟に対応できる
鉄筋加工のプロを目指せる職場です!
株式会社北武では、工場作業員として鉄筋加工をしてくださる方の求人をしています。
弊社は、正社員として安心して働いてほしい想いから、福利厚生の充実にも力を入れています。
資格取得支援制度もあり、未経験者でも鉄筋加工のプロを目指せる職場です。
一人で鉄筋の曲げ・切断ができるようになるまで、マンツーマンで教えます。
職場の雰囲気も良く、和やかな人間関係で働けるのは大きな魅力ではないでしょうか。
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面接で皆様とお話しできることを楽しみにしています。
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。